LV999の村人のネタバレと感想をお伝えしますね。
LV999の村人ネタバレ
この物語は、剣と魔法の世界である「アースクリア」という異世界が舞台となり物語が進んでいく。
そんな世界に住むLV999の村人である主人公、鏡浩二(カガミ コウジ)はアリス・バルネシオという魔王の娘に出会う。
アリスの父親の魔王、ダグラス・バルネシオは病気にかかっていた。
そんな、ダグラスを助けるためにアリスは、旅をしながら人間と魔族が仲良く共存していける世界を夢見ていた。
そんな時に出会ったカガミに「結婚してほしい!」と告白するのであった。
カガミは、アリスのプロポーズを断ったが、父の魔王、ダグラスが病気であることを知り、状態を見にアリスとともに魔王城へと向かう。
そこで、ダグラスやアリスと会話をすることにより、自身が住むこの「アースクリア」の世界の仕組みに違和感や疑問を持ち始める。
そこからカガミは勇者、狩人、魔法使い、武道家、賢者、魔物使いなどの多くの職業を持つ人物と出会い、交流していく。
そうして、いろいろな人と出会い、戦い続けた結果最後の敵として待ち受けていたのが、最強の敵である星喰いデミスであった。
正しい世界を目指し、平和を求めるカガミとその仲間たちは人類の敵、星喰いデミオを倒すことが出来るのか。
LV999の村人感想
この作品は、本来戦闘能力が著しく小さく、最も弱いとされる職業「村人」が主人公、カガミの努力によりLV999となり逆に最強となってしまってからの話になります。
この作品の魅力と特徴としては、3つあります。
一つ目は、主人公カガミの圧倒的な強さです。
旅で出会う様々な仲間や敵のほとんどはカガミと比べるとモブキャラ並の強さで表現されています。
村人という職業は設定されるレベルが低いにもかかわらず、勇者でも到達できなかったLV999に到達した結果であると考えます。
さらに、最高レベルに到達した後も、成長は止まらず、自身のもつスキルを変化させていきます。
二つ目は、物語に感動してしまい、感情移入してしまう点です。
私が、最も印象に残ったシーンとしては魔族であるメノウ・エイブラシャーの死です。
彼は、カガミたちのチームの中で皆が頼る司令塔として活躍していましたが、戦いの中で仲間の目の前で死んでしまいます。
この時、悲しみ肩を落とす仲間たちの姿には同情してしまいました。
三つめは、様々な特徴を持つキャラクターが存在することです。
私が一番好きなキャラクターは先ほどでたメノウ・エイブラシャーです。
最後まで信念を貫くかっこいいキャラクターでした。とてもおもしろい作品と思います。
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