群青にサイレンのネタバレと感想を書いてみました!
群青にサイレンネタバレ
物語は、目覚ましが鳴ってから始まる。
すると、妹の亜子が怒鳴りながら部屋に入ってくる。
朝ごはんを作れという亜子に自分で作ればいいじゃないかと起こる主人公の吉沢修二は亜子よりも料理が上手かった。
亜子から寝ているとき笑ってたと指摘される修二は、何の夢を見ていたのかを思い出そうとするが思い出せない。
そして、学校に行く前に亡くなった父へ今日から高校生になることを伝える。
修二の母は病院での仕事が忙しく、入学式後の保護者会は仕事の合間に来るらしい。
亜子は帰りにおばあちゃんに制服姿を見せに行く。
学校についた修二は友人の角ヶ谷から声を掛けられる。
妹と一緒に登校した修二はその後別れる。
クラスが気になる修二と角ヶ谷は同じ5組となり、喜ぶ二人。
入学式の途中ふと夢のことを思い出そうとする修二は、一瞬ではあったがグローブとボールを持っている幻覚を見る。
そう、野球の夢を見ていたのである。
それと同時に、小学生の時に出会った空という少年を思い出す。
出会った日から一緒に野球をする二人。
その後、一緒に野球をする2人だったが次第に空が修二の実力を抜き始める。
修二は空との競争で敗北感で野球をやめたのである。
しかし、ここから再び修二の野球人生が始まる。
群青にサイレン感想
この作品は、熱血野球漫画になるのですが他の漫画と違いライバルのほうが野球がうまくなっていきます。
作者はまさかの「いちご100%」を書いた人で、女の子が多く描かれた作品と思って読んでいたのですが、純粋な男同士の熱血を描いた作品でびっくりしました。
修二が教えた野球でどんどんうまくなる空に嫉妬してしまう修二。
こんな経験は皆さんにもあると思います。
私の場合、途中からサッカーのクラブチーム入ってきた人が自分よりうまくなって嫉妬してしまいました。
一度やめてそれども野球に本気で取り組み切った修二は純粋にすごいと思いました。
作画もとてもきれいで読みやすく感じました。
ストーリーも展開が早く、退屈せずに読み切ることが出来ました。
最終巻のラストはいろいろな思いが濃い上げてきて、泣きそうになってしまいました。
この作品の魅力は何といっても主人公にあります。
主人公は嫉妬や敗北感から自分を好きになれずにいました。
序盤の話では本当にいろいろな感情に振り回され、暗いトンネルをずっと歩いているような修二は読者の多くが心配したと思います。
しかし、途中からこれだけは負けたくないという一つのものを見つけたことには安心しました。
少しマイナーな作品ですが、絶対面白いので読んでほしいです。
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