天空の扉漫画のネタバレ感想をお伝えしますね。
天空の扉漫画ネタバレ
主人公のルーシュは3年前の光景をずっと覚えていた。
自分と姉と勇者をまとめて抱きしめる父。
もう会えない人たちの笑顔である。
3年前雷光の勇者と呼ばれていたレイたちは人間界に侵攻してきた魔王ディアボロスを倒すことによって世界は平和になる。
しかし、その勇者一向は戦いの後の宴で魔族の生き残りに毒殺されてしまう。
その中にルーシュの父親も含まれていた。
ルーシュの家系であるモーデリア家は世界中を走り回る魔法「マクロドライブ」を継承し、世界で一番早い運送業者であった。
その中でもルイはとても優秀な「マクロドライバー」であった。
勇者たちを陰でずっと支え続ける存在であった。
運送業者はそれほど重要な存在なのである。
旅の途中に食料がなくなったり、物資が足りなかったりと「補給」と「輸送」がとても重要なのです。
そんなマクロドライバーの家系であり、ルイの息子であるルーシュもスピードとパワーはあるが距離を飛べず、100mしか進むことが出来なかった。
皆にバカにされながらも一歩ずつ確実に成長しているのであった。
ルーシュには姉のルサルカと幼馴染であるマギアがいた。
二人に教えてもらいながら少しずつ学んでいくルーシュ。
そんなある日、勇者が倒したはずの魔王が再び現れる。
天空の扉漫画感想
ネタバレを読むとなんで勇者たちが死に物狂いで倒した魔王が生きているのと思うかもしれませんが、ここからが「天空の扉」の面白いところです。
この作品は、いろいろな意味で大人向けなファンタジー作品になっています。
世界観がかなり細かいところまで作りこまれており、ファンタジー漫画らしくない論理的な思考が見える現実感も感じられる作品となっています。
ファンタジー世界なら魔法や技でなんでもありの世界かと思いきや、設定がしっかりしていてできないことはできない、できることはできるとなっています。
少し「ハンターハンター」に似ているところを感じました。
しかも、少しだけエロ要素も入っているのでいろいろな意味で大人な作品と表現しました。
物理法則や戦術を活用して、敵を倒していくシーンはこだわりが強くかなり面白く読んでいけます。
いわゆる頭脳戦のような印象も受けました。
一つ一つの魔法や兵器に細かい設定を説明しており、自分で戦術を考えたりするのも楽しいと思います。
しかし、現実的だからインパクトのない戦いしかないというわけでなく、派手さやスケールのでかさも兼ね備えています。
他の作品とは違った独特の読み味となっているのでぜひ読んでみてください。
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