マージナルオペレーションの感想を書いてみました！
マージナルオペレーションネタバレ
この物語は、主人公である新田良太（アラタ リョウタ）が再び無職となり、途方に暮れるシーンから始まる。
専門学校を卒業した後、7年間無職をしていた。
専門学校へ行ったのも、ラノベ、ゲーム、漫画しか趣味や特技がなく、とりあえずゲームクリエイターになろうという軽い気持ちであった。
しかし、努力をしていないアラタは当然ゲーム会社には行けなかった。
その後は就職をせず、７年間ゲームばかりをする日々が続いた。
気が付くと就職活動を本気でするようになっていた。
ようやく入社したデザイン会社では上司との関係が悪く、いつか上司がいなくなる日を待っていた時、それより早く会社がなくなってしまった。
友人から飲みに誘われたアラタは、そこで会社が倒産し無職になったことを愚痴った。
すると、得意の戦闘系のゲームの才能を活かせと言われる。
アラタは記憶力だけは抜群に良かったのである。
家に帰り、再び求人を探し始めるアラタの目に「自由戦士社」という会社が目に入る。
民間軍事会社のデスクワークで採用後、契約金を支払うというものであった。
その４日後、アラタはその会社の採用試験に向かった。
勤務する場所は日本でなく毎日戦争をしている外国であった。
業務内容は軍事行動またはその支援である。
この日からアラタの生活は一変する。
マージナルオペレーション感想
この作品は、小説がもととなり、漫画となったものです。
この漫画では、主人公たちが会社の社員が遠隔で兵士を動かすことで戦争中の選挙区を組み立てていく仕事をします。
専門用語が多く、詳しい人にはとても深く面白い作品となっています。
正直暇つぶしに軽く漫画を読みたい人向けの漫画ではありません。
話が進んでいくにつれて、戦争各国の状況や作戦、相関図がかなり複雑になっていくので頭を使わず読むと訳が分からなくなります。
しかし、逆にその詳しく細かい部分を理解することで他の漫画にはない面白さが出てきます。
戦争ゲーム好きの人が虜になるような専門的な内容も扱っているのでとても読み応えがあると思います。
戦争における作戦もとても奥が深く、実際に戦争で使われているような戦術も登場するので、リアルな世界を楽しむことが出来ます。
内容だけでなく、作画が上手く、特に女性のキャラクターはとても魅力的に表現されています。
戦争をする国々が舞台となっている中に美しい女性が多く登場するので、ギャップでとてもかっこよく、かわいく見えます。
とても論理的な思考のもと書かれているので、作りこまれた作品です。
戦略ゲーム好きやリアルな漫画が好きな方にはお勧めの作品です。
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