土星マンションについてネタバレと感想を書いてみました!
土星マンションネタバレ
物語は地球全てが保護区域となって長期間が経った世界が舞台となっている。
地球上の人々は地上から35000メートルの場所にある超大型のコロニーの中で生活していた。
主人公であるミツは中学校を卒業したタイミングで「コロニーの窓ふき」の仕事を始めることを決める。
この「コロニーの窓ふき」という仕事は、今はもう亡くなってしまったミツの父の仕事であった。
ミツが「コロニーの窓ふき」の仕事を始めた理由も父が見ていた景色を自身の目で見たいということであった。
そうして、始めた「コロニーの窓ふき」においてミツの初めての仕事はコロニー下層の窓ふきであった。
これは偶然であるが父が亡くなった時に父がしていた仕事と同じであった。
ミツとその上司の仁は仕事に向かった。
順調に進んでいたが、急に突風が吹きコロニーから落ちていくミツ。
死を覚悟するミツであったが、ギリギリのところで上司の仁に助けてもらい、死のピンチから脱するミツ。
動揺し、恐怖するミツであったが、それと同時に父が降り立った場所にいつか行ってみたいと心に誓うのであった。
このように「コロニーの窓ふき」の仕事を通して、父の姿を追い求めるミツの姿を描いたストーリーである。
土星マンション感想
この作品「土星マンション」は住むことが出来なくなった地球のはるか上空に存在する超大型コロニーで生活するミツが、「コロニーの窓ふき」という仕事を通して父の姿を追うようなストーリーです。
全部で7巻発売されており完結した漫画になります。
私が伝えたいこの作品の魅力としては大きく2つあります。
一つ目は、ストーリーの中の世界観が美しく、壮大な点です。
宇宙が舞台となっているのでまず、宇宙好きの人にはたまらない作品だと思います。
巨大なコロニーの風景や宇宙から見た地球の風景はまさに絶景と呼べるものとなっていました。
宇宙と聞くとSF系のストーリーを創造すると思いますが、この作品は一人の人間に焦点を当てたヒューマンドラマをテーマとした漫画です。
2つ目は、作品に自然と心が引き込まれる点です。
特に珍しい境遇の人に焦点を当てているわけではなく、宇宙が舞台というだけでごく普通の人の普通の生活を描いているのに不思議と心に残るものとなっています。
私たちの世界でも仕事がうまくいかず、それでも努力するがそれもまた上手くいかないという経験は誰にでもあると思います。
そんな人物がこの作品の中にも登場します。
作品中の出来事が自分にも当てはまるから読者の共感を強く受けれるのかもしれません。
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