コウノドリ漫画のネタバレと感想です!

ネタバレからどうぞ。

コウノドリ漫画ネタバレ

物語の主人公である鴻鳥サクラがこの世に生まれて間もなく母が他界してしまい、児童養護施設に預けられた。

そこで保育士の人と生活するサクラ。

その施設で大好きとなったピアノを習い、幼いときから医者とピアニストの両方に絶対なると心に誓っていたサクラ。

そんなサクラは順調に成長し、大人となりジャズピアニストと産婦人科医となって、幼いころからの夢の実現に成功していた。

サクラは一流のピアニストで聞く人全ての耳を魅了していた。

いつも満員になるサクラのコンサートであったが、医者も同時にこなす上で緊急でコンサートを中止することがたびたびあった。

しかし、サクラが医者の仕事もしていることを観客は全く知らなかった。

全ての個人情報を隠し「ベイビー」という名で活動していた。

ピアノの技術だけでなく、このミステリアスな感じも人々を魅了する要因であったのである。

しかし、医者としては患者の命が第一なのでコンサートの有無にかかわらず、そちらを優先し、妊婦やその家族の対処を行っていた。

いつも二つの仕事を両立し、どちらも本気で取り組むサクラ。

医者やピアニスト、母親や父親などの様々な人々の暮らしを細かく描いたストーリーである。

コウノドリ漫画感想

この作品「コウノドリ」は、ピアニストと医者の両方を仕事とするサクラやその他の人々の生活を描いた作品です。

子供のころから夢見ていた医者とピアニストの夢をかなえた主人公であるサクラはいろいろな場面で葛藤していきます。

私が伝えたいこの作品の魅力は3つあります。

一つ目は、とても感動できるシーンが全てリアルに描かれている点です。

親としての務めもしっかり果たす妊婦さんたちとその子供たちの関係も、自分にもし子供がいたらと想像してしまうほどリアルに想像してしまいます。

実際サクラ自身も幼くして両親を失っているので、読者にも伝わるほど重い決断をしたりします。

自分だったらと考えて読み進めると、さらに深く物語を楽しむことが出来ると思います。

二つ目は、いろいろな問題が発生していて、それが実際の世界でも問題となっていることです。

私たち読者には関係が全くない話でないので、真剣にストーリーと向き合うことが出来ます。

他の作品ではリアリティがない世界観のものが多いので、話に入っていけても心のどこかで他人ごとと思ってしまいますが、この作品では他人の世界を自分の世界として読んでいくことが出来ます。

とても面白く、泣ける作品なのでぜひ読んでほしいです。

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