綾辻行人の学園本格ミステリー&ホラーです。

アニメ化されている漫画です。

Anotherネタバレ

主人公、榊原亘一は、持病の関係で引っ越しをし、夜見山北中学校3年3組に転校する。

転校先の学校で次々と身の回りが死んでいく「惨劇」に巻き込まれる。

26年前、3年3組に、ミサキという生徒が亡くなる。

いないはずの卒業写真にミサキが写っていた。

この時から、3年3組では、死んでいる人がクラスに紛れている。

それが誰なのか、クラスのみんなは知らない。(忘れる)

死んでいる誰かがわからないため、クラスの中の一人を存在していない扱いにすることで、惨劇を避けていた。

亘一のクラスでのいない者とされたのは眼帯をつけた少女見崎鳴(みさき めい)。

転校してきたばかりでなにもしらない亘一は見崎に声をかける。

クラスメイトに注意をされ、理解ができないままの亘一。

クラスの女子が学校内の階段から転落し、その時もっていた傘が喉に刺さり死亡。

クラスのみんなは「亘一がルールを破った」からクラスメイトが死んだ。

と噂が広がります。そして亘一もいない者としてクラスで浮く。

だけど、惨劇はとまらず、次々と死んでいく。

家に重機が突っ込み、ぐしゃぐしゃ。

生徒の前で自殺。

亘一と鳴は起きている現象について調べていくと1つのカセットテープにたどりつく。

そのテープには、「一人の生徒を殺してしまった。だけどほかの生徒は死んだ生徒のことを知らない。

殺した遺体もない。不思議。」と。

クラスに紛れている死んでいる人をもう一度殺せばこの惨劇をとめられると確信する。

そんな時、夏の合宿が開催される。

合宿先で鳴が眼帯を外す。

眼帯の眼は義眼で、自眼と色が違う。

亘一に「この義眼で死んでいる者が見える」と伝えます。

そして、合宿所が突然燃え上がり、みんなはパニック。

亘一は鳴がいないことに気づく。

燃える合宿所で鳴を探していると、鎌をあげて副担任の三神先生を殺そうとしていた。

亘一は鳴をとめて、「僕がやる」といって三神先生を殺す。

三神先生は死者であった。通り魔にあい、死んでいた。

その後クラス名とは三神先生のことを覚えておらず、

記憶に残っているのは亘一と鳴のみ。

三神玲子は亘一の叔母だった。

Another感想

話の流れを理解するには少し理解するのに時間がかかるかもしれないけど、ちゃんと理解した上で読み進めていくとかなりおもしろい。

死ぬ描写もグロい。病死も事故も含まれるが刺激強め。

亘一は三神先生が通り魔にあって死んでいることを知っているはずだけど、この現象のせいで記憶が変わっている。(生きている記憶のまま)

学校外では「玲子さん」と呼んでいるのも学校とのつながりが関係ないので、惨劇発生の対象にはならないとのこと。

そして、ミスリードするために所々、あれ、死者って…って考察もしながらなので読みごたえがあるが、4巻で終わる。

読み応えもあるが、さっくり読み切れるというのもいい。

そして鳴ちゃん、口数少ないけどめちゃくちゃ可愛いです。

最初はいないものとして扱われていた鳴だったけど、合宿の後から

生き残ったクラスメイトたちは亘一や鳴のことを気にかけている。

最後は友情も。

anotherはアニメ化もされていて、アニメ化は最後の展開が違う。

アニメ版は漫画と比べて死ぬ人数が違う。

最後の結末も疑心暗鬼から生徒同士で殺し合いになる。

迫力ある展開なのでアニメもおすすめ。

 

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