グラゼニ漫画(森高夕次先生)のネタバレと感想をまとめてみました。

グラゼニ漫画ネタバレ

主人公である凡田夏之介は高校ドラフト最下位である5巡目で神宮スパイダーズという球団にプロ入りする。

夏之介は左利きのサイドスローで希少性もあり、左のワンポイントや谷間の先発、ロングリリーフなどで多様な方法で活躍していた。

そして、8年目にして年俸1800万円の選手にまでなっていた。

しかし、普通の人では満足してしまうこの額に夏之介は全然満足していなかった。

野球界では平均すると30歳でクビになってしまう。

30歳を超えて選手を引退した後にコーチや監督になるのは一握りの選手だけなのである。

プロ野球選手のほとんどは引退後に年収100万円程度となり、苦しい生活をすることとなることを夏之介は知っていた。

そんな理由でトップ選手を目指す夏之介であったが、トップ選手になれない理由があり弱点を持っていた。

ある日から選手名鑑を常に持ち運ぶ年棒マニアと呼ばれていた。

そして夏之介はこれによって発生した弱点というのが自分より年俸が低い選手または圧倒的に高い選手には強いのであるが、自分より少し年俸が高いだけの選手には弱いというものであった。

この弱点が原因で中継ぎどまりの評価しかもらえていないという現状があった。

そんな夏之介に先発のチャンスが訪れる。

果たしてこのチャンスを活かすことが出来るのか。

グラゼニ漫画感想

この作品「グラゼニ」は、年俸マニアである主人公の夏之介がプロ野球界でさらに成り上がっていくストーリーです。

あまり野球漫画を読んでこなかった私ですが、この作品をきっかけに他の野球漫画を読み始めました。

この漫画を読もうと思ったのは、普通の野球漫画ではない設定が入っていて、面白そうと感じたからです。

まずこの作品の一番の特徴は夏之介が金に執着しすぎている点です。

夏之介は年俸1800万円もあるのに、まだ欲しいのかと初めは思いましたが、引退後のことを考えて心配する夏之介の気持ちもわかります。

彼は自分より年俸が低い人、年俸が1億とかの圧倒的に高い人は抑えることが出来るのですが、少しだけ自分より高い人に弱いという特殊な弱点があります。

相手の年俸など全員分かるのかと思いましたが、常に選手名鑑を持ち歩いているので勝手に覚えてしまったそうです。

1巻の表紙にも驚かされました。夏之介がお札で巻いた野球ボールを持っているのです。

この拍子で興味を引かれた読み始めたのもあります。

他の作品と違うのは、よくある熱血野球漫画ではないということです。

他の漫画では感じることのない不思議な世界観で描かれているので是非読んでみてほしいです。

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