山賊ダイアリーの感想&ネタバレを書いてみました。
山賊ダイアリーネタバレ
主人公である新人猟師の岡本健太郎(オカモト ケンタロウ)はある時岡山県の山の中へ狩猟をしに行っていた。
山の中で発見したウサギに銃で狙いをつけるケンタロウ。
飛び出した銃弾がウサギを見事に仕留め、血を流しながらウサギは冷たくなっていく。
ケンタロウは見事に仕留めたウサギを抱きながら、その日の食糧として家へと持ちかえる。
そんなケンタロウは命への感謝を必ず忘れなかった。
ウサギの肉は鶏肉のように健康的で少しの甘みも感じるそうだ。
そんなケンタロウの食事は唐揚げに決まった。
ケンタロウは猟師として、命の大切さ、尊さと向き合いながら日々生活していく。
そんなケンタロウはどのように猟師になったのであろうか。
ケンタロウは岡山県の田舎の集落で生まれ育った。
必然的に友達もほとんどいなかったケンタロウは猟師の祖父に色々な動物の狩り方を教わった。
そんな祖父の影響によって、ケンタロウも猟師に興味を持ちながら成長していくのであった。
そして、猟師になるために必要な銃と許可証と免許を取得するための努力をします。
これら3つを獲得したケンタロウは初めての猟を完了し、その猟で得た肉を食べた。
このとき、はじめて自分も生態系の一部と感じるのであった。
山賊ダイアリー感想
この作品「山賊ダイアリー」は名前の通り山で狩猟をする主人公ケンタロウの日々を描いたものです。
絵もその日記という題名にあったリアルな雰囲気を醸し出すものとなっています。
あまり知っている人が多くないと思われる作品ですが、他の作品にはないような魅力がたくさん詰まった面白い作品です。
私が伝えたいこの作品の大きな魅力は、新人猟師であるケンタロウの猟を見ていく中で、多くの知識を学べる点だと思います。
実際に山に出かけたときなどに役に立つ知識が多くあり、興味が持てると思います。
例えば、山に落ちているウサギのフンは新鮮なものであれば食べれるらしいです。
しかも、ビタミンやセルロースをたくさん含んでいるらしいです。
食べようとは思いませんがフンが栄養豊富という事実に驚愕しました。
他にもシカやイノシシなどの罠の作り方や追跡の仕方も学べます。
私が一番面白いなと思ったのは狩った動物の毛皮や肉がどのような価格で売れるのかということです。
少し気になっていたこともあってメモまで取りました。
ケンタロウも新人猟師なので私たち読者も一緒に学んでいけるという感覚で読むことが出来ると思います。
しかし、知識を学べるだけでなく、ストーリーとしても面白い作品となっているのでおすすめの作品です。
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