少女終末旅行(つくみず先生)のネタバレと感想を書いてみました!

少女終末旅行漫画ネタバレ

主人公であるチトとユーリは終末世界を旅していた。

二人は対照的な性格をしていた。

チトは小柄な見た目で真面目で本を読むことが好きであり、ユーリは背が高く自由奔放で食べることが大好きであった。

ふたりが旅する世界は戦争後の世界であり、建物が朽ち果てており、とても寒い地域であった。

もともとは二人を育ててくれたおじいさんと暮らしていたが、戦争が起こり、二人を逃がすためにテッケンクラートに乗せて逃がした。

その後、二人は逃げることに成功するも誰とも出会うこともなく、動植物を見ることもなく戦争の跡地をさまよっていた。

そんな二人は都市の上層部を目指しながら、食料や燃料を集めるために都市をめぐっていた。

二人が都市に入り、燃料や食料を探していると突然廃墟が爆発してしまう。

そこでその爆発を起こした張本人であるカナザワという男に出会う。

二人が旅に出てから初めての生物であった。

地面の割れ目のせいで通れなくなった場所をビルを橋にして渡ろうとしていたのである。

カナザワの目的地も都市の上層部であったので、一緒にテッケンクラートに乗って旅をすることとなる。

カナザワは自分で見た場所を地図にしていくことを生業としていた。

そうしてできた地図を頼りにして、上層部を目指していく3人。

少女終末旅行漫画感想

この作品「少女終末旅行」は戦争後ほとんどが廃墟となってしまった世界でチトとユーリという少女二人が都市上層部を目指して、旅をしていく物語である。

この作品はアニメにもなっており、高いクオリティで放送されていました。

この作品の舞台が戦争後の終末の世界ということでかなり暗い設定ですが、そんな中でも元気に生きるチトとユーリを見ていると元気になる気がしました。

やはり一人ではなく二人でいることで生き抜いていく気力が出るのかなと感じました。

性格や見た目が正反対な二人ですが、そんな二人だからこそ仲良く旅をしているのだと思います。

自分がもし同じような世界で生きていたとしたら、二人の様に強く生きていける自信はありません。

作品の設定とは反対に作画はほのぼのとしたものとなっています。

丸い顔にかわいらしい大きな目がついています。

この日常のような世界観と終末の設定が絶妙にマッチした不思議な作品になっています。

登場人物の特徴もしっかりしていて、チトはすこし常識人で、ユーリは自分の好きなことや楽しいことに全力で取り組む自由人になっています。

この二人が協力し合って、ぎりぎりで生きていくシーンはドキドキして面白いです。

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